さまざまなビジネスニーズに応える「SaaS型ECプラットフォーム F.ACE」を提供するSCSKプレッシェンド株式会社様は、 スマートデバイスの普及や現代の情勢などで実店舗での購入体験に変化が起きている今だからこそ、株式会社アツラエが提供する3日間のワークショップを通じて今までとは異なる視点で新機能の企画検討を行うこととなりました。
サービスデザインに特化した
フルカスタマイズな
ワークショップを提供SCSKプレッシェンド株式会社 様、
株式会社アツラエ
ニーズにあわせてワークショップを
フルカスタマイズ
「ワークショップの実施にあたって最も重要なプロセスは「ワークショップの全体設計」であるといえます。本プロジェクトでは 「今までとは異なる視点でのアイディア」を創出するため、日頃サービス開発や企画に携わらないお客様もアサインされたこともあり、「どんなゴールを設定すべきか」 「そのためにはどんなテーマが最適なのか」を設計段階で充分にヒアリングさせて頂き、ワークの進め方をお伝えしながら、理解を深めて頂くことができました。もちろん、両者の認識を深めていくことで、ワークプロセスやアイディエーションの方法にも独自のカスタマイズが必要だと考え、結果としてお客様独自のワークショップの設計をするに至りました。いろいろと試行錯誤を行いながらの設計だったこともあり、ワークショップの当日にまで「テーマの再修正」を行うことになってしまいしたが、結果として参加頂いたお客様はもちろん、本プロジェクトの責任者の方にも、充分にご満足頂くワークショップを実施することができました。
アイディアを共有しやすくまとめやすい
ワークプロセス
本プロジェクトの最終的なゴールは「実現可能な独自性のある機能を考える」ということでした。ただ、これをテーマとしてアイディエーションを行っても、良質なアイディアを導き出すことはできません。 ワークショップでは最終的なゴールは伏せつつ、まず「どんなペルソナが最適なのか」「そのペルソナが感じる深層心理はどんなものか」「それらのペルソナがワクワクする瞬間とはなにか」といった、参加者が発想しやすいレベルからアイディアを発散し、 少しずつゴールに近づけていくことで、初めてワークを体験した方にも発言しやすい設計としました。また、当社から「サービスデザインやアプリ開発経験を持った有識者」がメンバーとして参加することで、アイディアに詰まってしまうこともなく、活発な意見の共有を行うことができました。 さらに一般的なワークショップとは異なり「ファシリテーターが積極的にアドバイスをする」というのもアツラエが提供するワークショップの特徴です。 これは「良質なサービスを生み出す」という点において、全員の投票で方針を決めるよりも、様々なサービスを作ってきた経験のあるファシリテーターがアドバイスしながら検討を促すことで、より最終的なゴールにたどり着きやすいからだといえます。
次フェーズで活用できる成果物を
本プロジェクトではワークショップの成果物として「新機能の企画書」を各ワークチームごとに作って頂くことをゴールとしていました。設計時には「企画書などを制作した経験のないメンバー」も含まれており、これらの成果物を制作することができるのかを心配されていましたが、各チームごとにワークを通してアイディアを発散し、具体化していくことができたため、全員が満足のいくワークショップとすることができました。また、今回ワークショップの設計/運営だけでなく、アツラエ独自の企画提案もオプションとしてご契約頂きました。ワークショップに携わったからこそ、様々な視点からのアイディアを吸収し、アツラエならではの観点から企画案をまとめご納品させて頂きましたが、企画案はもちろん、クオリティを含め、ご満足頂くことができました。もちろん、すべての企画がすぐに実現できるというものばかりではなかったようですが、これらの成果物をもとに、F.ACEの新機能設計を行い、さらには「将来的にこんな成長をしたい」というビジョンを持つことができたというお声を頂戴することができました。
SCSKプレッシェンド株式会社 様から
アツラエへのお声
SCSKプレッシェンド株式会社
EC開発部 担当部長 高橋徹 様
営業部 営業課 課長 福田菜穂子 様
アツラエへのお声
EC開発部 担当部長 高橋徹 様
営業部 営業課 課長 福田菜穂子 様
ワークショップだからこそできた
「改善」ではなく
「改良」のサービス開発
今までF.ACEの機能開発は主に「お客様からの声」を反映することが多かったのですが、それでは「お客様からの要望/課題を解決する『改善』」はできても、 事業としての成長に必要となる「新たな機能などを実装する『改良』」はしづらいということに気づきました。 現代の情勢や、スマートデバイスの活用を考慮した新機能の検討にあたり、今までとは異なる視点でのアイディアがほしいと考えていたなかで、 アツラエさんから「サービスデザインワークショップ」のお話を頂き、お願いすることにしました。 ワークショップに不慣れなメンバーもおり不安ではあったのですが、「テンプレートに沿ったワークショップを行う」というものではなく、 設計段階から色々と相談に乗ってもらうことができたので、少しづつ不安は解消されていきました。 さらに、残りの不安はワークショップを実際にやってみて見事に解消されました。ワークショップを行う意味をメンバーに理解してもらうこと、ワークのタイムマネージメントの仕方、 時には考え方を助言してくれる場面もあり、おまかせすることで 「この進め方であれば良質なアイディアが生まれていくだろう」と確信しました。 また、一番心配していた成果物に対するメンバーの取り組みも、ワークの中で具体化できていたため、大きな負担はなく「さらに良くするためにどうすればいいか」といったことをディスカッションすることができたので、 非常に有意義なワークショップ体験でした。現在ワークショップを通してでてきたアイディアをかたちにしているところではありますが、 今後もアツラエさんと定期的にワークショップを行いながらサービスの成長に力を貸してほしいと思っています。